大本命アラ1.7kgゲットで歓喜

4度目の潮回りでタナを取り直した直後にグイグイという引き。これは結構いい魚、なおかつ大本命の予感。サオを持って巻き上げ開始、引きと重量感を味わって上げてくる。水面近くになって暴れなくなったので少し速度を上げて海面へ。ぷかりと浮いた魚体は、大本命のアラ1.7kg。シーズン初回で顔を見れるのはうれしい。なおかつ結構太っているのでおいしそうだ。

後ろのお客さんもアラを釣り上げる。良いポイントに入ったのだろう。その後もコンスタントにノドグロカサゴを追加していく。

午前11時にサバが釣れたので、それを早速エサに使用する。グイグイというアタリでサオ先が上下している。本日2匹目の大本命かと思ったが、思ったよりはトルクがなく、上がってきたのは大型のウッカリカサゴだった。

中深海釣りで1.7kgアラ登場 ウッカリカサゴ交じりでお土産十分
(画像=中深海釣りで1.7kgアラ登場 ウッカリカサゴ交じりでお土産十分美味しそうなアラをゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕)、『TSURINEWS』より 引用)

熟成させた刺し身は絶品

正午になり、小型もあるが乗船者全員がアラを釣って大満足の船上。その後、ノドグロカサゴを追加し、アラ1匹、ウッカリカサゴ1匹、ノドグロカサゴ14匹、サバ1匹で納竿の時間となった。

釣ったアラを熟成させて刺し身で食べたが、脂が適度に入って極上の一品。吸い物椀にした身もすこぶる美味であり、今季初の中深海釣りは大満足だった。

わし丸では、しばらくは中深海の出船が可能。天候次第でもあるので、事前に確認の上、予約、乗船してほしい。

<週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕/TSURINEWS編>

提供元・TSURINEWS

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