クワガタ飼育で発生するダニの対策について、そのダニの種類や気になる発生源、ダニを駆除し大量発生を防ぐおすすめの解決方法や役立つアイテムまで詳しくご紹介します。ダニの出ない、快適なクワガタの飼育をするために必見の内容です。
目次
クワガタ飼育の厄介者「ダニ」とは?
クワガタのダニはどこから来るのか?
クワガタ飼育の厄介者「ダニ」とは?
クワガタにつくツブツブの正体
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飼育ケースや虫の体についた小さな白や茶色のツブツブした物体、この物体の正体はダニです。白っぽいのが「コナダニ」で、茶色っぽいのが「イトダニ」です。この2つの種類が代表的な種類です。
他にもアカダニなどのダニが発生することもありますが、普段見かけるのはこの2種類です。クワガタに限らずカブトムシや爬虫類などの飼育でも発生することがあります。飼育している虫自体の影響や人への害についても詳しくご紹介します。
クワガタ飼育への影響
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虫自体には直接は害はありません。カビや腐敗したゴミなどを食べていて、クワガタを刺したりはしないからです。しかし、あまりにも密集して付着すると虫の呼吸を妨げ、場合によっては死んでしまう可能性もあります。
人への害はあるのか
ここでご紹介している2つのダニは人を刺したりはしないので、人にとっても害はありません。ですが、ダニにもいろいろな種類があって、このダニを食べるツメダニなどもいます。このダニが人にとって悪影響があるので対策は必要です。
これらのダニに限らずその死骸などが粉塵となって人へ影響することが考えられます。その死骸が喘息の原因のひとつとして考えられていることからも、やはりダニへの対策は必要です。詳しい方法をご紹介しますので参考にしてください。
クワガタのダニはどこから来るのか?
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ダニはどこに住んでいるの?
クワガタについている、これらのダニは自然の中や身近な場所に広く生息しています。森の中や街中、家の中にも住んでいます。コナダニなどは名前の通り台所の粉の中で発見されることもあります。カビや腐敗した物をエサとして食べています。
ダニはどこから侵入するの?
どのようにしてダニがクワガタやケースに出てくるのか、可能性としてはクワガタにもともとついていたり、飼育マットや朽木などについていた可能性もあります。もちろん飼育しはじた後に外部から入ってくることもあるでしょう。
なぜクワガタにくっついているかと言うと、住んでいる環境からエサにしているカビや腐敗した食べ物が豊富に存在するからです。なのでクワガタ自体を殺してしまうことはありませんが、エサのためにしつこく発生してくるのです。