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ソロツーリングでの出会い体験談:洞爺湖②
ソロツーリングでの出会い体験談:洞爺湖③

ソロツーリングでの出会い体験談:洞爺湖②

ダートへGO!

【連載】ツーリングでの出会い体験談!素敵なバイク乗りはいる?
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

一緒に林道へ行くことになったのはスーパーテネレさん、トランザルプさん、私、女性ライダーの4人。「あちゃー、獣道アタック最強セローかぁ。もしやかなりのツワモノ?」スーパーテネレさんを先頭に私のジェベル200、女性ライダーのセロー225、トランザルプさんの順で林道へ入りました。北海道にありがちな乾いた砂利路面で、スーパーテネレさんは砂埃を上げながら快調に飛ばします。下手くそな私は必死についていきました。

ダートでペースを合わせられるほど私は上手ではない

予想とは逆に、女性ライダーはダート走行に不慣れだったようです。私と女性ライダーの間はかなり空いてしまい、しんがりのトランザルプさんが世話をしてくれました。ダート走行が遅いのは大した問題ではありません。私も世話をしてもらいたいくらいの腕前しかありませんし。問題なのはその後です。スーパーテネレさんがフェリーの出発時間の都合で抜けると、女性ライダーは「二股ラジウム温泉へ行きませんか?」と誘ってきたのです。

ソロツーリングでの出会い体験談:洞爺湖③

二股ラジウム温泉に誘われる

【連載】ツーリングでの出会い体験談!素敵なバイク乗りはいる?
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

いやいや慣れないダート走行で疲れたのでは?と思いながらも、3人で片道25キロほど離れた二股ラジウム温泉を目指します。当時の二股ラジウム温泉は秘湯ムードが漂う古びたもので、茶色い温泉の成分が湯船に堆積していることで有名な湯治場温泉。男女混浴の温泉としても有名です。野生動物にタイヤをかまれてパンクする事例が多発したためか、バイク置き場に柵が設置されていました。温泉施設の扉を開けると…

服を着たまま入浴シーンを御観覧

女性ライダーは男女混浴温泉なのを知って「私、入らない」と言い出しました。確かに若い女性が見ず知らずの男性と混浴温泉に入るのは勇気が必要です。しかし、誘ったにもかかわらず温泉に入らないなんて…。女性ライダーは服を着たまま浴室にきて、湯船に入らず私とトランザルプさんの入浴シーンを御観覧。

温泉から出るとトランザルプさんは予約していた民宿へと向かい、女性ライダーと私は2人で洞爺湖のキャンプ場へ帰ることになりました。なんだか嫌な予感…。