目次
フィッシュアンドチップスの作り方③
フィッシュアンドチップスの作り方④
フィッシュアンドチップスの作り方③
チップスを作る
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フィッシュアンドチップスのもう一つの主役、チップスを作って行きます。ポテトを使ったチップスですので「ポテトチップス」でいいのでは?と疑問を持たれる方もおられるかもしれませんが、フィッシュアンドチップスのチップスはホクホクのじゃがいもフライです。中型のじゃがいもなら20等分くらいにくし型やスティック状にカットして、水にさらしてから水分を拭き取って170°の油で揚げていきます。縁がカリッと焦げ色が付いたら一旦上げておきます。
二度揚げでカリッと
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先にメインの魚のてんぷらを揚げ、その間冷ましておきます。魚が揚がったら魚の油切りをしている間にじゃがいもを二度揚げしていきます。今度は油の温度を180°ほどに上げて、ポメラニアン色に色付くまで揚げましょう。外はカリッ、中はホクッの美味しいチップスのできあがりです。熱いうちにサッと塩胡椒を振っておきます。
フィッシュアンドチップスの作り方④
てんぷら粉は炭酸で溶く
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よく西洋てんぷら(フリッター)は粉をビールで溶く、と言われます。ビールの炭酸がカリッとした衣を作るのですが、これは重曹でも単に炭酸水でも可能です。それよりも使用する粉が大変で、薄力粉にコーンスターチ、重曹、ベーキングパウダー、片栗粉などを混ぜて作ります。ここで裏ワザ。「コツのいらないてんぷら粉」や「混ぜるだけのてんぷら粉」などの名称で売られているてんぷら粉を使用しましょう。てんぷら粉50gに炭酸水50ccくらいを合わせたら揚げ粉のできあがりです。
すばやく衣をまとわせる
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てんぷら粉に炭酸水を混ぜたら、泡の力で揚げ粉がぶわぶわしているうちに下ごしらえの終わっているマツカサにたっぷりと揚げ粉を絡め170°の油に投入します。
すばやく油に投入
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フライパンに2㎝ほどの深さに油を敷き、170°ほどに温度を保ちます。これはフライパンに直接当たっている部分が平たくなり、また色付きも良くなるからです。油の中で泳がしてチリチリの衣を付ける日本のてんぷらと違うところですね。両面がポメラニアン色になったらできあがりです。