最後にチヌ登場
ボトム上でドドッともがくようなアタりがきて、魚が上に泳いだのか、ラインテンションがふっと抜けた。どうかなと思いながらアワせると、ドラグが鳴いて壊れたようにスプールが逆回転する。この引き、チヌだ。叩く、叩きまくる。横泳ぎしないので、本チヌだろう。
エステルライン0.25号で、薄氷のやり取りだった。まあまあ時間をかけて、いつもならアジングのチヌならバラしてもいいやとも思うのだが、今回は「とりあえず何か1匹は確保したい」と慎重に、なんとかタモ入れまでいった。サイズは40cm程度。うん、上等か。

(画像=最後に本チヌがきた(提供:TSURINEWSライター井上海生)、『TSURINEWS』より 引用)
ちょっと疲れたのと、ボウズ逃れできたので、ここで納竿とした。
アジはもう一回り先か?
この日の水温は15度前後と、すでにアジの適水温ではある。しかし、満月回りでこれだけ海に光量が多いと、なかなか難しい。去年の春アジがよかったから、今年も、とはやる気持ちもあるのだが……。やはり、次の新月回りで魚が常夜灯に集まりやすい夜がよさそうだ。
<井上海生/TSURINEWSライター>
提供元・TSURINEWS
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