ラタトゥーユやハンバーガー、スペアリブも簡単

今回の体験会は、東京にあるWeberグリルアカデミー青山で開催された。ここはWeber製品の調理体験ができる店舗で、予約をすれば同社製品を初めて使う人から既存ユーザーまで誰でも利用できる。

この日のメニューは以下の五つだった。

・グリルラタトゥーユ
・グリルベイクドポテト
・メキシカンバーガー
・BBQプライムリブ
・バナナスモアズ

グリルアカデミーシェフの柴田ジョーシュワ・スティーブン寛樹氏と一緒に調理体験をした。まずはズッキーニとトマトを使ったグリルラタトューユ。バーベキューの野菜というと薄切りのカボチャや切ったピーマン、タマネギくらいしか思いつかなかったので、ラタトゥーユがつくれるなんて新鮮な体験だった。

本格BBQグリルメーカー「Weber」で、バーベキューの楽しさが変わる!
(画像=ズッキーニとトマトを調理、『BCN+R』より引用)
本格BBQグリルメーカー「Weber」で、バーベキューの楽しさが変わる!
(画像=型に入れて形を整えたらレストランのメニューのような仕上がりに、『BCN+R』より引用)

グリルベイクドポテトは、オリーブオイルを塗ったじゃがいもを丸ごとアルミホイルで包んでオーブンへ。20分ほどで焼き上がったら、真ん中に切り込みを入れてコショウなどで味付けしたクリームチーズを詰める。グリルオーブンのふたを閉めると熱が均一に広がるため、火が通りにくいジャガイモもほったらかしでホクホクに仕上がる。

本格BBQグリルメーカー「Weber」で、バーベキューの楽しさが変わる!
(画像=オリーブオイルと塩・コショウをしたら、後はホイルに包んで焼くだけ、『BCN+R』より引用)
本格BBQグリルメーカー「Weber」で、バーベキューの楽しさが変わる!
(画像=クリームチーズをはさんだら完成(画像はWeber提供)、『BCN+R』より引用)

メキシカンバーガーの作り方はユニークだった。バンズにオリーブオイルを塗ってからあらかじめ軽く焼いておき、パテを焼き上げる。パテにフードプローブを差しているため、グリルのそばから離れても大丈夫。

その間にアボカドを潰してワカモレの準備。さらに大きなしいたけに卵を割り入れて焼いていく。

パテはおよそ20分ほどで焼き上がり、ワカモレ、しいたけと卵を一緒に重ねればハンバーガーの出来上がり。厚みのあるパテだったが、中までしっかりと焼き上がっていた。

本格BBQグリルメーカー「Weber」で、バーベキューの楽しさが変わる!
(画像=ベーコンを混ぜ込んだパテ。食べ応えがある、『BCN+R』より引用)
本格BBQグリルメーカー「Weber」で、バーベキューの楽しさが変わる!
(画像=パテでもフードプローブを差して調理、『BCN+R』より引用)
本格BBQグリルメーカー「Weber」で、バーベキューの楽しさが変わる!
(画像=しっかりと焦げ目がついていい具合に仕上がっているのが分かる、『BCN+R』より引用)
本格BBQグリルメーカー「Weber」で、バーベキューの楽しさが変わる!
(画像=パテ、ワカモレ、しいたけ、卵を重ねれば完成、『BCN+R』より引用)
本格BBQグリルメーカー「Weber」で、バーベキューの楽しさが変わる!
(画像=ボリューム感たっぷりのハンバーガーが出来上がった、『BCN+R』より引用)

このほか、事前に準備して3時間ほどかけてじっくり焼き上げたという「BBQプライムリブ」も試食した。中までしっかりと火が通っていてジューシーで柔らかな仕上がり。それでいて、表面は炭火で焼いたような香ばしさがあり絶品だった。

本格BBQグリルメーカー「Weber」で、バーベキューの楽しさが変わる!
(画像=スペアリブはとってもキレイな焼き上がり。
柔らかくておいしかった、『BCN+R』より引用)
本格BBQグリルメーカー「Weber」で、バーベキューの楽しさが変わる!
(画像=バナナを使ったデザート「バナナスモアズ」もつくれる、『BCN+R』より引用)

専業メーカーらしくレシピ開発にも注力、バーベキューのイメージが変わる

電気でつくったとは思えないほど香ばしく焼き上がった肉は、とても高い満足感が得られる。同社では、炭火で焼いたようなおいしさを実現するため、何度も試行錯誤を繰り返したという。

また、レシピ開発にも注力しており、野菜や肉、魚、果物など、さまざまな食材を焼いて楽しめる。軽さや携帯性ではなく、調理道具として本格的なおいしさを追い求めるのは専業メーカーらしさといえる。

実際に調理を体験してみて気づいたのが、通常のバーベキューだと薄切り肉を焼いたそばから次々に食べないと焦げてしまい、なんだか急かされているように感じるが、塊肉やハンバーガーだと調理してから食べるまでにちょっと時間があくので、ゆっくりと食事が楽しめたことだ。

しかも、食材をセットすれば焼いている間は食材のそばにいなくてもいいという手離れの良さは、予想以上に快適だった。屋外の景色を楽しむ余裕や、友達や家族とおしゃべりをすることで、いつものバーベキュー以上にリフレッシュできる気がした。

気になるお手入れは、三角形の専用ブラシを使って行う。高温で空焼きして食材をしっかり炭化させてから、ブラシで網をこするだけ。コントロール部分やふたなどの汚れが気になる時には、濡れた布巾で拭けばOK。これなら初心者でも簡単に片付けができそうだ。

本格BBQグリルメーカー「Weber」で、バーベキューの楽しさが変わる!
(画像=お手入れは専用のブラシでこするだけ、『BCN+R』より引用)

電源が100Vなので、電源さえ確保できればアウトドアやベランダなどで気軽に楽しめる。炭と違って後片付けの手間が楽なところも電気タイプならではのよさだ。

初心者はもちろん、ゆっくりとバーベキューを楽しみたい人にぴったりのバーベキューグリルは、これからのアウトドアシーズンに活躍しそうだ。(家電ライター・伊森ちづる)

提供元・BCN+R

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