バーベキューが楽しめる気持ちのいい季節になってきた。野外で焼きたてのおいしい食材を友達や家族と囲みながら食べるのは格別。そんなバーベキューの楽しさを広げるには、道具選びもポイントになる。米国の本格バーベキューグリルメーカー「Weber(ウェーバー)」が、メディア向けセミナーを開催したのでレポートする。
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「海洋ブイ」がヒントに誕生
Weberは1952年創業のバーベキューグリルメーカーだ。海洋ブイをヒントにりんごのような独特の形状のバーベキューグリルを開発した。グリルにフタをつけることで、熱が内部の食材に均一に伝わり、おいしく焼き上げる。
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バーベキューグリルを思い浮かべる人も多いのでは?、『BCN+R』より引用)
もともとチャコール(炭)を使うグリルからスタートし、現在では、ガスや電気を熱源にしたグリルを扱う。米国では大型のガスタイプが主流だが、日本やアジア地域では住宅事情を踏まえた電気タイプが登場している。
今回体験したのは、その電気タイプのWeber Pluseシリーズの「PLUSE1000電気グリル」。電源は100V、1300Wのため一般家庭でも使いやすい。価格は6万4990円。
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IoT機能でグリルに張り付かなくてもいい
PLUSE1000電気グリルは、デジタル式の温度調節機能を備え、設定した目標温度に到達すると一定の温度でキープするのが特徴。
スマートフォン(スマホ)とのIoT機能も搭載し、専用アプリ「Weber Connect」を使うと、部位別のステーキのレシピのほか、ラム肉や魚を含む材料別のレシピが確認できる。下ごしらえから調理のコツまで動画で確認できるので便利だ。
また、PLUSE 1000電気グリルには、食材に差し込んで中心温度を計測する「フードプローブ」が付属。食材の温度を計測しながら、ひっくり返すベストなタイミングや仕上がりを通知してくれるので、スマホで確認しながら調理できる。
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これらのIoT機能を使えば、大きな塊肉でも生焼けなどの失敗をせずに調理できるだろう。グリルが食材の焼き加減を見張ってくれるため、調理中でも人は別の場所でくつろいだり、ほかの作業をしていても大丈夫だ。
バーベキューというと誰か1人がずっと肉を焼いているイメージだが、PLUSE 1000電気グリルを使えば、みんなで焼き上がりを待ちながら楽しく過ごせるというわけだ。