泳がせるエサは?
現地調達が容易な「アジ」「サバ」「イワシ」などが良く使用されます。現地調達の利点は、現地で実際にベイトとなっているのでヒラメが警戒せず釣れやすいことにあります。アジやイワシなどは釣具屋さんで活きエサを入手しやすい魚でもあります。
活きエサの掛け方
泳がせ釣りですので魚、が弱ったら釣果は下がります。
なるべく魚を弱らせないために親針を刺す場所は、魚の目の前方に空いている鼻の穴に掛ける「鼻掛け」と「上顎」の2か所いずれかにて選定するのがよいです。孫針は背や尻ビレ付近に打ちます。12cmに満たないような豆アジなどの小魚を使う場合は弱りが早いので孫針を使わず、親針のみにするのもいいでしょう。
死にエサでもチャンスはある?
死にエサよりも活きエサのほうが縦横無尽に動きますので釣果は高くなります。しかしながら死にエサでも背掛けや頭の後ろに針を掛け誘うことで、海の流れを受けフワフワと動いたりするので十分釣れる可能性はあります。また活きエサよりも遠投して狙うことができるのでポイント次第では有利な場合もあります。
泳がせの釣り方とアワセ
活きエサを使う際は基本は投げて待つだけの簡単な釣りです。アタリはヒラメが泳がせのエサを見つけて捕らえる際にエサは逃げようと暴れるため、竿先にバタバタと揺れるような反応があることが多いです。これを前アタリと言いますが、この前アタリがあってガツンと本アタリがきます。
ここでアワセたくなりますが堪えてください。ヒラメは口の中でエサを飲み込みやすいようにパクパクと位置を調整します。この時に合わせると残念ながら掛けが甘くなり逃げられてしまいます。昔から「ヒラメ40」と言われており、アタリから40秒待ってアワセると良いと考えられているように、飲み込むまで待ってからアワセましょう。