ツーリングで利用したいキャンプ場:料金
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キャンプをおしゃれなレジャーとして楽しむキャンパーが増えたためか、キャンプ場の料金は高くなりつつあります。バイク乗りが4人ほどでキャンプを楽しむためにツーリングへ行くなら、料金を割り勘できる区画サイトのオートキャンプ場もありです。しかし、キャンプ場をソロツーリングでの宿代わり程度にしか考えていない私はキャンプ場の利用料金を高く感じてしまうのです。ちょうどいい料金のキャンプ場は少なくなりました。
ソロキャンプツーリングでの料金
ソロキャンプの料金はキャンプ場によってバラツキがあります。特に地域的な差が大きいですね。私が住んでいる関西地方はキャンプ場の料金が高め。区画サイトが多く、キャンプツーリングで利用しやすいフリーサイトは少なめです。ツーリング用テントひと張り分のスペースと水場とトイレさえあればいい…それで利用料金が格安なら最高!そんな条件でキャンプ場探しをすると、ソロツーリングの目的地は限定されてしまいます。
無法地帯化する無料キャンプ場
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マナーの悪さに閉鎖された無料キャンプ場。家族キャンプにて撮影。
また、関西はフリーサイトの無料キャンプ場にマナーが悪いキャンパーが集まる傾向にあります。今年も一つ、利用者のマナーの悪さに無料キャンプ場が閉鎖されました。きれいなトイレに人気のある無料キャンプ場だったのですが、週末は無法地帯化していたのです。我先にテントやタープを設営し、風力ゼロレベルでもロープを広く伸ばしてペグダウンする始末。無料キャンプ場は譲り合って使うのが常識だったのではないでしょうか。
ツーリングで利用したいキャンプ場:楽しさ
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私のキャンプツーリングはチェックイン/チェックアウトがフリーな無料キャンプ場を転々とするスタイルです。無料キャンプ場を見つけられなかったら野宿もします。また、楽しそうなワインディングロードや林道がたくさんあるエリアでは早い時間帯で有料のキャンプ場にチェックインし、テントに荷物を放り込んで周辺散策を楽しみます。しかし、そのスタイルにもキャンプツーリングにこだわる要素はありません。
キャンプツーリングの楽しさは自然?自由?
「自然を感じながらキャンプを楽しむソロツーリングは最高」いえいえ、条件がいいキャンプ場は大勢の人で賑わい、「自然を楽しむ」というにはほど遠い雰囲気です。では「自由なバイク旅にはソロキャンプツーリングが最高?」いえいえ、これも違います。キャンプ場にチェックインする時間はビジネスホテルなどの宿泊施設よりも早く、思いのほか自由さはありません。ではなぜソロキャンプツーリングをするのか?
なぜキャンプツーリングをするのか?
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私がソロキャンプツーリングにこだわるのは旅情。気温や湿度、空気の香り、夜空の色…それらは地域によって違います。また、隣のテントから聞こえてくるキャンパーの話し言葉の訛りも旅情を盛り上げます。自然を感じられる静かな無料キャンプ場なら条件が悪いキャンプ場を探します。キャンプをおしゃれなレジャーとして捉えている人は汲み取り式トイレに集まってきませんし、口コミ評価が低いキャンプ場は比較的に空いています。