持参食料は適量に
食料は栄養が偏らないように準備。またフードロスにならないよう量もよく考えて準備すること。実は男女群島での釣行は2日目の夜と最終日の朝に船から弁当の配布サービスがある。
弁当とは言っても温かいご飯と漬物や佃煮のみだがこれが非常にありがたい。これを基準に準備を考えれば食料を適量にできる。おかずに缶詰などを用意しておくと良い。
また栄養バランスにも注意したい食物繊維などが手軽に取れるバナナや豆類、ドライフルーツなども用意しておきたい。菓子なども適量に。
お酒は控えよう
また離島釣行でテンションが上がりすぎ、お酒を飲み過ぎて泥酔などは厳禁。釣りに来たのかお酒を飲みに来たのか分からない釣り人もしばしば見かけるが、撤収時に回収に向かうと竿を出したまま寝てて全く帰りの準備をしてないことも。
さらには頭から血を流してケガをしている人を見かけたことがあるが、その人は回収前の前夜、釣り場で飲み過ぎによる転倒で岩で頭を打ってそのまま気絶していたらしい。この男女群島で頭打って血を流しても病院はない。
こういったことは他のお客さんにも非常に迷惑なので絶対にやめてほしい。お酒は適量を。お酒は記録級の魚を釣った時の祝杯用くらいで。
離島サバイバル釣行ではまだまだ注意点がたくさんあるが以上が離島サバイバル釣行での特筆すべき3点。磯に渡ってしまえば単独行動だが、瀬渡し船は観光バスと同じ。多い時では40人くらいの釣り客との団体行動なので1人の迷惑行為が他全員の迷惑になりかねない。忘れ物、道具を落とす、ケガをする。一人ひとりが安全とマナーを守り楽しい釣行を心がけよう。
<石田一聖/TSURINEWSライター>
提供元・TSURINEWS
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