表層狙いで著者にも本命
表層で釣れたとのことだったので、これをまねて仕掛けを表層付近でゆっくりと上下させるイメージでサオを操作した。この動作を繰り返すと私のサオにアタリがあった。小気味よいプルプルという振動がラインを通して手に伝わる、初めてサッパの引きを感じた瞬間だった。
魚が小さいため、アタリがあると簡単に上げることができる。しかしハリ掛かりが浅かったり口以外の箇所に掛かっていたりすると、仕掛けを上げた途端にバレてしまう。ただバレたとしても魚影が濃いので、そのまま待っていれば次の魚が掛かっている。
サッパはだいたい5cmくらいのサイズだった。魚を手でつかむと暖かい。温排水のため温度が周囲よりも高く、それが魚をこの場所に集めているということを実感した。
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(画像=碧南釣り広場でのサビキ釣りでサッパ69匹 夜明けの時合いに入れ食いサッパをキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)、『TSURINEWS』より 引用)
エサなしで連発
開始直後は無反応だったが、午前6時30分くらいからだんだん釣れ始め、午前7時以降は仕掛けを投入する度にサッパが掛かった。入れ食い状態になり、準備してきたアミエビを様子見しながら使おうと考え、パッケージは未開封のままにしていた。
しかしエサなしで釣れるため、エサは使用せず、仕掛けのみで釣りを続ける。結局エサは使用しなかったので、次回の釣りまで温存することとした。
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(画像=碧南釣り広場でのサビキ釣りでサッパ69匹 夜明けの時合いに入れ食い当日の仕掛け(作図:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)、『TSURINEWS』より 引用)