7kg大型メダイ浮上

そのサバを付けて投入する。タナを合わせて待っているとアタリがきた。サバみたいなモゾモゾとしたアタリだ。

巻き上げを待っていると、今度はサオが入った。アワセを入れないで、そのまま巻き上げる。アワセを入れるとスッポ抜けることが多いからだ。

途中、何度かリールが止まる。周りにオマツリした人がいないか確認。いない場合はかなりの良型だ。このときも引きがすごく強い。リールの巻き上げスピードを遅くすると皆オマツリしてしまうので、できる限り高速で巻き上げる。

沖のコマセ釣りで7kgの大型『メダイ』 サバとオマツリ避けてキャッチ
弾丸ファイターメダイを御用(提供:週刊つりニュース中部版APC・鵜沢淳)(画像=『TSURINEWS』より 引用)

そしてドラグ調整。やがてリールが止まり、テンビンを回収すると、その下に大きな魚体が見えた。タモに入ったのは7kgの本命メダイだ。

サバかき分け本命3匹

すぐにエサを替えて投入する。またサバの猛攻に遭う。サオ先が震えるが掛からない。エサを取られているかもしれないので回収して確認すると、つつかれた感はあるが無事だ。巻き上げ、投入でかなり時間をロスしてしまう。

サバの猛攻中にも本命のアタリがある。本命と確信して巻き上げるが、他の人のサバとオマツリして思うように上げられずバラシが連発した。

それでも船内でポツリポツリと本命が上がる。私もチャンスがきてメダイをキャッチ。そして正午になり、5、6、7kgのメダイとサバ多数で納竿した。

これからの釣りは暑いので熱中症にも気をつけたい。納涼タチウオにも行きたいがメダイの引きももっと堪能したいので、もう一度釣行したい。

<週刊つりニュース中部版APC・鵜沢淳/TSURINEWS編>

沖のコマセ釣りで7kgの大型『メダイ』 サバとオマツリ避けてキャッチ
(画像=『TSURINEWS』より 引用)

この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年8月13日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

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