キャンプツーリングのバッグ:必要な大きさ
大きなバッグは無用の長物

大きすぎるバッグでは余計な荷物をパッキングしてしまいます。キャンプツーリングから帰ってきて持ち物リストをチェックすると、使っていなかった道具の多さに驚かされることもしばしばです。また、隙間があるとバッグがつぶれ、バイクに積載したシルエットが不細工になってしまいます。私の場合「少し少ないかな?」と不安になるくらいのキャンプ道具で十分な場合が多いですね。
小さなバッグは荷物が入らない

その反面、バッグが小さすぎると当然ながら荷物が入りません。重いものだけを小さなバッグに入れ、軽いものをザックで背負うスタイルも試してみましたが、キャンプ場でしか使わない道具を背負うと体力を消耗します。キャンプ場でしか使わない荷物はメインバッグに入れ、頻繁に使うものだけをリュックやサブバッグに入れるスタイルに定着するのに時間がかかりませんでした。
余談:テントをバッグに入れない積載方法
テントをバッグに入れない積載方法もありです。雨で濡れたテントをバッグに入れると、バッグの内部が蒸れたり結露したりするからです。しかも…次の日にテントを設営すると菌のうごめきを感じるにおいがします。「テントの中でパッキングできますよ~雨の日の撤収でも荷物が濡れないのです」と春日井市のカタナさんに教えてもらいました。
キャンプツーリングのバッグ:26L
【容量26L】狭路&林道巡りツーリング用

私が野宿ツーリングで使っているメインバッグはゼロポイント(モンベル)の旧型ギアコンテナです。大きさは幅45cm、高さ36mm、マチは165mm、容量を計算すると約26L。ギアコンテナは容量が少なめなものの、平たい形状は積載時に重心が高くならないのがメリットです。狭路巡りツーリングや林道ツーリングで愛用しています。ちなみにモンベルの現行品ではギアコンテナM相当の大きさです。
26Lは夏の野宿ツーリングが目安

容量26L?キャンプ道具は全部入るの?といわれそうですね。当然ながらキャンプ道具フルセットは入りません。テントの代わりにアライテントのスーパーライトツェルトを携行し、夏用シュラフにシュラフカバーをかぶせる季節に使うのが目安。バーナーもコンパクトなイワタニのジュニアガスバーナーをパッキングします。なお、4.5畳のブルーシートをギアコンテナにパッキングしなければ、春秋用シュラフのパッキングも可能です。