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キャンプツーリングで出るゴミ:北海道では
キャンプツーリングで出るゴミ:ゴミゼロ

キャンプツーリングで出るゴミ:北海道では

【連載】キャンプツーリング概論⑥ゴミの持ち帰りや自炊しない方法は?
(画像=『暮らし〜の』より引用)

キャンプツーリングのゴミを持ち帰りできるのは、せいぜい1~2泊程度、それ以上となる北海道ツーリングなどでは現地で処分するしかありません。しかしさすがはツーリングライダーの聖地北海道!北海道では「エコ捨て運動」が全道展開されており、キャンプツーリングで出たゴミを現地で処分できます。有料ではあるものの、収益を得るための運動ではありませんし、キャンプ場で出会ったライダーとお金を出し合うのもいいですね。

ゴミはバイク旅を楽しんだ物的証拠

北海道の「エコ捨て運動」は全国展開されてもいいのではないでしょうか。旅行はSNS映えする華やかなシーンを連想させますが、人が動けばお金も動き、同時にゴミが発生するものです。ゴミに対する責任としてお金を使うこと、これはキャンプツーリングで出るゴミについて考える機会になり、ゴミに対する意識が高まります。ゴミって気分が滅入る存在?いえいえ、バイク旅を楽しんだ物的証拠と捉えるのもありです。

ゴミの処分もキャンプテクニックの一部

ゴミ持ち帰りのキャンプ場は思いのほか多いのが実情です。ゴミの処分をしてくれるキャンプ場では、ゴミに対する意識づけが目的のところもあります。「キャンプで出るゴミはキャンプ場が責任をもって対応すべき」という意見もありますが、それはあまりにも横暴。お金を払っているのだからゴミぐらい何とかしてほしいですって?キャンプの本質を理解していないうぬぼれキャンパーの言葉にしか聞こえません。

キャンプツーリングで出るゴミ:ゴミゼロ

【連載】キャンプツーリング概論⑥ゴミの持ち帰りや自炊しない方法は?
(画像=『暮らし〜の』より引用)

とはいっても不必要なのがゴミ。ゴミゼロを目指すキャンプツーリングを模索するのもありです。ゴミの多くはキャンプ場で料理をするときに出ます。つまり、ゴミを最小限まで減らすのなら自炊しないキャンプツーリングもありです。キャンプ=料理のイメージは強いものの、キャンプツーリングではそれに囚われる必要はありません。実際、キャンプツーリングで自炊しないバイク乗りは多いですね。

自炊しないのなら荷物も少なくなる!

自炊しないキャンプツーリングではゴミだけでなく荷物も減らすことが可能です。バーナー、クッカー、カラトリーなど、キャンプ場で料理する道具はかさばります。しかも料理に失敗すると大惨事!おいしくない料理を食べるのか?苦心して作った料理をゴミにして腹ペコのまま一夜を過ごすのか?そんな危険性があるのなら、自炊しないでツーリング先のローカルグルメを楽しむほうが賢明です。

ゴミを減らすメニューを考える

しかし私はキャンプ場で自炊します。たまたま白米を炊飯する術を習得しているからです。白米と袋めんでラーメンライスは定番!これがもっともゴミを持ち帰りしやすいメニューです。しかし、カット野菜と豚肉で野菜炒めを作ったりレトルト食品や缶詰を活用したりすると、ゴミは極端に持ち帰りしにくくなります。大好きな納豆の空き容器を持ち帰りする…正気の沙汰ではありません。