つり幸でシーバスジギング釣行

季節はすっかり春。震えながら竿を出す修行のような冬は過ぎ、釣りをするのに最適な季節が到来。

なにを釣ろうか悩むが「始まる釣りもあれば、終わる釣りもある」ということで、今回は終盤を迎えたシーバスジギングへ。

東京湾シーバスジギング終盤戦突入 タダ巻きに50cm級が入れ食い
(画像=使用したジグ(提供:週刊つりニュース関東版 安藤弘司),『TSURINEWS』より 引用)

タックルはジギング用ロッドに、PEライン1号と20のショックリーダーを巻いたベイトリール。ジグは60~80gを用意。つり幸ではレンタルタックルがあるので初めての釣りでも安心して楽しめる。

タダ巻きで簡単

この釣りはとても簡単。ジグを落として、底に着いたら巻き上げるだけ。ただし、釣果を伸ばすためには、それなりのテクニックが必要になるのが面白いところ。とはいえ、釣れている人の真似をするのが一番手っ取り早い(笑)。

「竿の動かしかた」や「リールを巻く速度」、「ルアーの色と大きさ」。この三つを抑えておくことが大事。もちろん、仲乗りや船長に素直に聞くことも重要だ。

東京湾シーバスジギング終盤戦突入 タダ巻きに50cm級が入れ食い
(画像=船内の様子(提供:週刊つりニュース関東版 安藤弘司),『TSURINEWS』より 引用)

「釣れている」という情報から1週間たち、釣果は厳しくなっているとのことだが、好釣果を期待して集まった釣り人は多数。きっと皆私と同じような情報を入手したのでしょう(笑)。

50cm級続々ヒット

15分ほどで、釣り場に到着。期待を込めて第一投。ん……?。まったく反応がない。20人前後乗っているのに、アタリなし……。こ、これはヤバいかもしれない……。

すぐ第2ポイントへ。するとすぐに数人にヒット。速巻きで狙っていた人たちが次々と本命を抜き上げる。

東京湾シーバスジギング終盤戦突入 タダ巻きに50cm級が入れ食い
(画像=『TSURINEWS』より 引用)

この様子を見て各々がロッドアクションを加えない速いタダ巻きにシフト。すると、釣れ釣れフィーバー突入!

東京湾シーバスジギング終盤戦突入 タダ巻きに50cm級が入れ食い
(画像=良型キャッチ(提供:週刊つりニュース関東版 安藤弘司),『TSURINEWS』より 引用)

船上は騒がしくなり、私は50cm級本命をキャッチ。気軽にこのサイズの魚が釣れるので、楽しくないわけがありません。この時間帯、私は10尾前後、いい人で20尾前後は釣っていた様子。

入れ食いで楽しめる

日が高くなり、気温が上がると食い渋ったものの、最適な巻きスピードなどを探るとポツポツと釣れ、アタリが途切れない。

こんなふうに気軽に強い引きが楽しめる釣りなので、行かなきゃ損。シーズン終盤なので、暑くなってしまう前に出かけるといいでしょう。

東京湾シーバスジギング終盤戦突入 タダ巻きに50cm級が入れ食い
(画像=取り込みはタモで(提供:週刊つりニュース関東版 安藤弘司),『TSURINEWS』より 引用)

まだまだ早朝の海上は冷えるし、日が高くなると暑くなるので、脱ぎ着しやすい上着が1枚あるといい。強い風が吹きやすい時期なので、長靴やレインウエアなど防水対策の装備はマスト。

<週刊つりニュース関東版 安藤弘司/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
つり幸
出船場所:池上運河

この記事は『週刊つりニュース関東版』2022年4月22日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

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