太平洋が一望黒生港と夫婦ヶ鼻
1.黒生港の釣り場と釣果
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黒生港は、足場があまりよくないので、初心者や小さい子供連れの釣りには、あまりお勧めではありません。黒生港はクロダイやシーバスのほか、アイナメ、スズキなどが釣れると人気のスポットです。
とくに夏から秋にかけてイシモチが、秋から冬にかけてはヒラメの釣果が期待できます。テトラのある堤防付近ではアイナメやカサゴが、投げ釣りでイシモチ、ルアーでシーバス。そのほかメバルやヒラメなどの釣果も期待できまます。
■254号線を使って黒生港へアクセス
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東京から首都高と東関東自動車道を利用し、銚子大橋を渡って254号線をまっすぐに進むと突き当たった場所が黒生港です。黒生港は港の入り口に黒生港駐車場があり、こちらは無料で利用することができます。
すぐ手前の銚子外港第二漁港を渡っていくと、夫婦ヶ鼻堤防に渡ってこちらの釣り場も利用できる地域です。海鹿島海水浴場も近いので、夏の長期休暇中は混雑が予想される釣りスポットになります。
2.立ち入り禁止の時期もある夫婦ヶ鼻堤防
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銚子外港第二港区の先を左折すると夫婦ヶ鼻堤防になります。こちらの周辺は回遊魚が多く、アジやサバなど、一年を通して釣果が期待できる釣りスポットです。
細い道を渡った堤防ですが、台風などのあとは立ち入り禁止になっていることもあります。立ち入り禁止の看板などがあるときは、危険ですので渡らないようにしてください。夫婦ヶ鼻堤防に渡らなくても、手前の第二港区や黒生港で釣りが楽しめます。
■夫婦ヶ鼻堤防の周辺マップとアクセス
銚子外港の先にある夫婦ヶ鼻堤防は、東関東自動車道からのアクセスがおすすめです。ただ、銚子外港第二港から細い道を渡った先になるため、天候や時期によって渡ることができないこともあります。
立ち入り禁止のときは危険ですので、夫婦ヶ鼻堤防に行くのは諦めて、手前の釣り場で釣りを楽しんでください。渡った後も、天候に気を付けて釣りを楽しみましょう。
犬吠埼南部に広がる犬若港
1.銚子市内南部にある犬若港の釣果
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銚子市南部、犬吠埼灯台の南東には犬若港があります。犬若港は銚子市内の南東にある港で、巨大なテトラ堤が特徴です。巨大なテトラ堤の付け根は、魚が生息する場所として適しているため、クロサイやシロギスの釣果が期待できます。
犬若港から銚子マリーナの方向に向けて、千葉科学大学の前に砂地が広がり、スズキやイシモチ、メバルなどの釣りを楽しむことも。テトラ側は足場が悪いので、きちんと準備をして行きましょう。
■犬若港周辺マップとアクセス方法
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東京駅から犬若港に行くには、銚子港などと同じように東関東自動車道を通る方法もありますが、銚子市内でも九十九里浜に近い犬若港は、京葉自動車道を利用するのがおすすめです。
千葉市内から銚子連絡道路を通り、九十九里浜に沿って東へ。犬若港周辺には銚子ジオパークや銚子マリーナや海水浴場があり観光客も多いです。夏休みは混雑が予想されますので、ゆっくり行きたいときは時間や時期を選びましょう。