目次
カセットコンロとは?
カセットコンロを利用する上での注意点

カセットボンベを燃料にし、火を起こす調理器具の「カセットコンロ」。電源を必要としないため、自宅・アウトドアなど幅広い用途で使用できる。

このカセットコンロにはさまざまな製品があるため、購入する際に迷ってしまう方もいるはずだ。そこで「男の隠れ家デジタル」では、カセットコンロの基礎知識や注意点、おすすめの製品を解説する。最後まで読めば、自身にとって最適なカセットコンロが見つかるはずだ。

カセットコンロとは?

カセットコンロのおすすめ製品7選!選ぶ際に意識すべき4つのポイント
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

カセットコンロとは、小型の燃料用液化ブタンを入れた容器「カセットボンベ」を燃料とし、料理に用いる火を起こす調理器具のことだ。電気を使用せずに火を起こせるため、アウトドアなどでも使用できる。

アウトドア以外にも、自宅で鍋をやるときや屋外で調理をする場合に使用される。さまざまなシーンで活躍する調理器具だと言える。

ただし、カセットコンロと一言で言っても、「家庭用」「アウトドア用」といったように、複数の種類が存在する。自身の利用状況に合った製品を購入するためには、それぞれの特徴を知っておく必要がある。

カセットボンベの使用期限

ボンベ内のガスがなくなれば使用不可になるのだが、それ以外にも劣化による使用期限がある。

カセットボンベはガス漏れを防ぐため、ゴム製のパッキンが使用されており、そのパッキンは使用頻度に関わらず、少しずつ劣化していくのだ。目安で言うと、製造日から7年前後だとされている。

そのため、カセットボンベを長期間保管していた場合、使用できない可能性があるため注意が必要だ。また、防災用のカセットボンベを購入する際は、製造日を必ず確認しよう。

カセットコンロの寿命

カセットボンベだけでなく、カセットコンロにも寿命がある。カセットコンロの寿命は、製造日からおよそ10年だと言われている。購入してからではなく、製造年月日から10年なので注意しよう。

なお、カセットコンロの寿命を決めるのは、ガス漏れの原因となるゴムパッチンの劣化である。故障していないからと使い続けてしまうと、ガス漏れが発生するリスクとなるため、10年以上は使い続けないようにしよう。

カセットコンロを利用する上での注意点

カセットコンロを利用する上では、以下3つの注意点が考えられる。安全に調理するためにも、使用する前に注意点を理解しよう。

  1. ボンベを40度以上の場所に置かない
  2. ボンベを湿度の高い場所に置かない
  3. ボンベを高いところに置かない

それぞれ、1つずつ解説していく。

注意点1.ボンベを40度以上の場所に置かない

1つ目の注意点は、ボンベを40度以上の場所に置かないことだ。高温の場所にボンベを放置すると、爆発する危険性が伴ってしまう。

特に調理する際にカセットボンベを近くにおいてしまうと、寒い季節であったとしても、温度が上がるため注意が必要だ。また、ストープの近くや直射日光が当たる場所も、同様に気をつけよう。

注意点2.ボンベを湿度の高い場所に置かない

ボンベを湿度の高い場所に置かないよう注意しよう。湿度が高い場所にボンベを置くと、錆びつく原因となり、錆びたところからガス漏れするリスクが高まる。

洗面台付近は湿度が比較的に高いため、カセットボンベの保管場所にはあまり適していない。水気がある場所は避け、押し入れなどに保管しよう。

注意点3.ボンベを高いところに置かない

3つ目の注意点は、ボンベを高いところに置かないことだ。タンスや玄関の上など、高いところにカセットボンベを置いてしまうと、温度や湿度が高くなりがちなので注意しよう。

また、高いところから誤って落としてしまうと、亀裂が入って爆発のリスクを高めてしまう。カセットボンベの劣化を早める原因にもなるため、高いところには極力置かないよう気をつけよう。