目次
前日までに確認すること
・設備について
・天気について
持ち物
・服装
・飲食物
・釣具&エサ
・クーラーボックス
・ゴミ袋
・持って行き方
前日までに確認すること
続いて、前日までに確認しておくことを紹介する。
設備について
これは前項の施設選びに通じる部分もあるが、カセやイカダにトイレがあるかどうかの確認、レンタルタックルの有無の確認、仕掛けやエサの販売の有無の確認、渡船店のお弁当の確認などもしておきたい。
天気について
イカダ・カセは、海の上に浮いているため、船釣りと似ている。よって天候だけでなく、波や風の影響を大きく受ける。風の強い日や、風はなくとも波の高い日は、釣りがしにくくなったり、酔ってしまう可能性があるため、控えた方が無難だ。
また、渡船店に連絡して出船の可否を連絡するのも忘れてはならない。天気予報を見ていけそうだと思っていても、船長は長年の経験から出船しない判断をする場合もある。
持ち物
最後に、持ち物を整理したい。
服装
服装に関しては、長袖長ズボンがキホン。海面からの照り返しなどもあるので、海上はかなり日焼けする。もちろん、ハリが刺さるのを予防してくれる場面も想定される。
そして、特に夏場は夕立ちがくる時もある。突然風が吹き、寒くなる時もある。イカダ・カセ釣りではすぐに迎えが来ないため、カッパやウインドブレーカーなど羽織れるものを一枚持参することをお勧めする。

帽子も必需品だ。紫外線対策にはもちろんのこと、万が一、近くの人が投げた仕掛けやルアーが頭に当たった際にもケガを最小限に抑えることができる。可能であれば、偏光グラスも装着しよう。
飲食物
特に夏場は熱中症対策として、スポーツ飲料や経口補水液を必ず持っていくようにする。最低500mlのペットボトルを2本。夏場のじっとしていても汗が出るような日はそれ以上必要になる。カセ・イカダの場合、自販機や売店などはないので、確実に準備したい。
釣具&エサ
ファミリーフィッシングにはレンタルがオススメだ。家族全員の道具を安く借りられるため、購入するよりも費用を抑えられる。仕掛けやエサに関しては狙いの魚種や釣り方で変わるので、船長に確認して、渡船店で販売のないものは準備しておきたい。

クーラーボックス
あまり大型のクーラーを持ち込むのは、足場の限られるイカダ・カセには不向きだ。もし大物狙いで行くのであれば、ストリンガーを所持していくといい。
そして、空いたペットボトルに水道水を入れ、自宅の冷凍庫で凍らして持っていこう。保冷剤の役目を果たし、飲食物を冷蔵できるうえ、夏場以外なら帰宅するまでの間魚を新鮮な状態のままに保ってくれる。
ゴミ袋
環境を守るうえでも仕掛けのゴミや飲食物のゴミは釣り場に捨てることなく持ち帰りたい。レジ袋が有料になってわざわざ用意しなければならなくなったが、道中コンビニによる際に調達するなどして、必ず準備したアイテムだ。
持って行き方
そして、準備した荷物を持ち込むのにも注意が必要。防止やゴミ袋などは風で飛ばされやすいため、ゴミ袋は重い荷物にくくる、帽子は紐付きの物を準備するなど工夫しよう。
そして、エサによっては臭いエサもある。帰ってから丸ごと洗えるようなバッグが好ましいだろう。
<古川竜也/TSURINEWSライター>
提供元・TSURINEWS
【関連記事】
・ゼロから始める「カヤックフィッシング」 マダイを釣るためのキホン5選
・船長に聞く「沖釣り初心者の心得」:東京湾LTアジ 厳選船宿8選も紹介
・大豆ではなく「魚で作った」味噌とは? 実は各地に存在する発酵魚介食材
・干物にすると飛躍的に美味しくなる海釣りターゲット4選
・釣り編集者が上天草へお試し移住 移住家族に聞く「リアルな本音」とは?