23cm頭に入れ食い

中州へ渡り右岸筋ギリギリを狙うと、当日一のアタリで目印が走る。型が良さそうだ。慎重に引き抜いたのは22cmほどの、幅がある立派な本流アマゴで朱点が鮮やかだった。同じ流れでは次は出ず、一段上がった木の枝の下を探ると一発でヒット。体にイトを巻き付けて暴れまくる。タモですくい込んだアマゴは23cmオーバーの幅広で、これも朱点が鮮やかだ。

このまま対岸筋で入れ食いかと思ったがアタリは止まる。次に瀬肩付近の浅場を狙うと、これが大当たりで18cmクラスが入れ食いだった。

渓流エサ釣りで幅広の本流アマゴ23cm頭に35匹キャッチ
(画像=23cm頭に多数ゲット(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)、『TSURINEWS』より引用)

しかしこの瀬肩以降は何も釣れず場所移動。2カ所ほど探ったがアタリは得られず昼食とした。釣れるポイントは同じ流れ付近で何匹でも釣れるが、釣れない流れはアタリすらなく極端だ。

順調に釣れ続けて35匹

昼食後は最上流部の高鷲地区まで移動した。切立川合流点下流から本流まで釣り上がる。まずは手ごろな淵から探るがアタリなし。この次の段々瀬で型は小さいが入れ食いになった。ヘチの流れや小さなポイントも見逃さず釣っていく。水温が低いせいかアタリは小さいが、ハリ掛かりしてからやたら暴れる。

渓流エサ釣りで幅広の本流アマゴ23cm頭に35匹キャッチ
(画像=本流切立川付近(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)、『TSURINEWS』より引用)

瀬肩まで来て、ここも釣れるだろうと手前から探っていくと、やはり順調に釣れる。最後は切立川合流点の流れ込みを探るが、さすがにここは目立つポイントなのでアタリはなく納竿とした。結果23cm頭に35匹のヒレピン本流アマゴを釣り上げることができた。

この記事が載るころには、長良川沿いの桜は満開になっていると思う。そして本流アマゴは今後さらに大きく育ち、釣り人のサオを曲げてくれることだろう。

<週刊つりニュース中部版APC・松森渉/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
長良川・高鷲地区&白鳥地区
問い合わせ:郡上漁協 TEL=0575(65)2562

提供元・TSURINEWS

【関連記事】
ゼロから始める「カヤックフィッシング」 マダイを釣るためのキホン5選
船長に聞く「沖釣り初心者の心得」:東京湾LTアジ 厳選船宿8選も紹介
大豆ではなく「魚で作った」味噌とは? 実は各地に存在する発酵魚介食材
干物にすると飛躍的に美味しくなる海釣りターゲット4選
釣り編集者が上天草へお試し移住 移住家族に聞く「リアルな本音」とは?