流木に苦戦

鬼池付近は言うまでもなく釣り人がいたのでパスをした。たまたま無人だった天草市二江の小さな港へエントリー。

潮は右から左へ、かなり速く流れている。潮に乗って流木や流れ藻がありラインに絡んだりエギに引っ掛かってきたりして手間になる。途中、PEラインが流木で擦れていたようで高切れしてしまい、良いことがない。更に投げる度に流れ藻を拾ってしまう状況。藻が少ない場所へ移動したいが、土曜日でどこも人がいて、ここで粘るしか無かった。

せめて海底の藻を避けるため、着底はさせないようにフォールカウントは少なめに取った。

エギをステイさせる作戦

いつもは、長いフォールせずダートでシャローのみ探るスタイルである。今日は潮の流れが速いので、いつもよりもっと沈めない「ほぼステイ」を試してみることにした。この強い潮の流れにエギを乗せたあと、ラインにテンションをかけたままにする。

すると強い潮の力でエギは流れようとする。しかしラインは張ったままなのでフォールスピードが低下し、ほぼ同じレンジでステイしたままになるのだ。これをシャローレンジで行うことでイカに対して長い時間アピールすることができる上、ステイでしか抱いてこない個体にも効果がある。

待望のヒットもバラシ

エギをバックドリフトさせて奥のポイントを探っていると潮が更に重い箇所を発見。その重い潮を利用してしつこくステイ。するとラインがしっかり走る小気味良いアタリが!

ここまで2時間アタリがなかった。嬉しい一杯である……と喜んだのも束の間、ボディ抱きだったのか?カンナにしっかり掛かっていなかったようで途中で抜けてしまった。