8月1日に解禁した相模湾のカツオ&キハダ。解禁初日から好調との情報を受け、8月4日に小坪の洋征丸から乗船取材した。良型ラッシュの当日の模様をお届けする。
洋征丸でコマセカツオ
8月1日(日)に解禁したコマセ釣りで狙う相模湾のカツオ&キハダ。例年、コマセに反応するまで数日~1週間程度を要するが、今年は初日から絶好調。しかも、カツオは丸々とした最大4.5kgとデカい。そんな熱い状況のなか、8月4日(水)に小坪の洋征丸から乗船取材した。
6時前、全員がそろったところで出船、真沖のポイントへと走る。やがて、海の色が紺碧に変わると途中、イルカの群れに遭遇。水平線に目を向けると、3カ所に船団ができている。高木船長はナダ寄りを選択。
開始直後から怒とうの入れアタリ
6時45分、「用意してください」のアナウンス。この釣りは、ソナーで群れの進行方向を予測して先回り。投入合図の「どうぞ」の「ど」で、素早くビシを投入、指示ダナで一気にコマセをまく”ゴン攻め”スタイル。
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(画像=早々にカツオをキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版 佐藤理)、『TSURINEWS』より 引用)
ふた流し目、ここから怒とうの入れアタリになる。まず、口火を切ったのは右舷胴の間の羽鳥さん。続けて左舷胴の間の後藤さん。
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(画像=ニュータックルで本命ゲット(提供:週刊つりニュース関東版 佐藤理)、『TSURINEWS』より 引用)
「この釣りは昨年から始めて、きょうはニューロッド&リールの初おろしです」と話す右舷トモ2番・松宮さん、同氏が師匠と呼ぶ宮川さんにもヒット。
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(画像=「師匠」にも本命がヒット(提供:週刊つりニュース関東版 佐藤理)、『TSURINEWS』より 引用)
強引対策に太めのハリスを
このあと、ラン&ガンを繰り返して、船下に群れが入ると2人、3人同時に竿が曲がる。そのたび、船長はフライングブリッジから降りてきて、ネットで取り込んでいく。
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(画像=釣り仲間とカツオがダブルヒット(提供:週刊つりニュース関東版 佐藤理)、『TSURINEWS』より 引用)
9時すぎ、ここまで3連続で逃げられていた羽鳥さんがキャッチして、船中全員が型を見る。