60cm超えビッグワン浮上

そして、当日のクライマックスは御塔坂の瀬の中に潜んでいた。何気なくキャスト&カウントダウンし、ダウンクロスにリトリーブを始めると、ズドーンのアタリと同時に、一気に下流へと走られる。一気にバッキングラインまで出されたが、最後は河原へと引き上げた。ヒレピンの堂々たる魚体は60cm半ば。

フライフィッシングで63cm頭に渓魚12尾 ストリーマーを底層に通し好捕
(画像=体高ある60cm超えニジマス(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)、『TSURINEWS』より 引用)

その後、チビマスを2尾追釣して、15時ごろ納竿。釣果は27~63cm(推定)を12尾。何度も釣られてボロボロな個体もあったが、大半は放流から数か月が経ち、ヒレが複製した綺麗な魚体だった。

流れの中で生活している個体はパワーがある。引きに対してサイズが小さいのでがっかりしたこともあるが、それはパワーの証。トラウトマンにとっては、いい釣り場ができたのではないだろうか。

<週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
早川
問い合わせ:早川河川漁協 TEL=0465(24)0684(小田原支部長)

この記事は『週刊つりニュース関東版』2022年4月22日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

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