5.カレイの興味を引く
市販のカレイ仕掛けには様々な装飾が施されているものが数多く販売されております。発光ビーズやエッグボールなど、とにかくたくさん種類があります。たくさん種類があるということは、地域性もありますが、常に絶対的に有効なものはないということでもあります。これはその日によってカレイが興味を持つものが違うということと捉えております。
ルアーローテーションにも通ずる部分がありますが、単純に興味のある装飾を見付けたら寄ってきて、興味がなければ寄ってきません。よって、その日のカレイの気分に合った仕掛けを投入できるよう、色々な種類の仕掛けを試してみることをオススメします。
市販されているものは高価なものが多くありますが、試してみる価値は大いにあります。または仕掛けを創意工夫しながら丸々自作してみたりして、絶対は無いのだと思いながら色々なものを試してみると、カレイ釣りがより一層面白くなります。
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誘いを掛ける
船釣りでは定番である誘いながらの釣りですが、岸からの釣りでも有効となる場合があります。根掛かりの多い場所には向きませんので、障害物の無い場所と仮定してお話させていただきます。カレイはとても好奇心の強い魚であり、先述した仕掛けの装飾にも好反応を示す場合が多くあります。そして、アピールを高める手段の一つとして、誘いをかけてみることも検討します。
ロッドを持ち、オモリで海底をコツコツと小突くイメージで、軽くふわふわと動かします。そうすることで砂煙や泥煙が舞い、カレイを振り向かせることができる可能性があります。
しかし、あまりにも大きな誘いであったり、頻繁に誘いを掛け過ぎるとせっかく仕掛けの近くまで寄っていたカレイを驚かし、散らしてしまう可能性もありますので、半日待ってもアタリがないなど、退屈を感じたらやってみる程度で十分であると感じております。イソメが元気であれば少なからず海底の砂や泥を散らしてくれておりますので、多用することはあまりしておりません。
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6.カレイを求めて通い詰める
コツというよりマニアックな方向けとなってしまうのですが、一年を通して同じ魚種を追い求めることで、シーズン毎に釣れる数や大きさ、種類。満潮前後がいい場所や干潮前後がいい場所など、たくさんの情報を得られます。しかし、休日の都合や季節によって他にも旬となるターゲットが数多くおりますので、カレイを一年中狙い続けましょうとは大きく言えませんが、カレイという魚は青森県では一年を通して狙い続けられる希少なターゲットですので、一年を通して狙い続けてみることもオススメです。
釣りに行く先々の釣り場の地形や底質、潮が止まっていく様子や動き始める様子など、海という大きな存在を感じながらたくさんのことを知ることができます。得た知識は他のどのような釣りにも応用でき、エサは一年中アオイソメでOK。それらはこの陸っぱりで狙う青森エリアでのカレイ釣りの魅力であると思っております。
一年を通してカレイを狙ってみて、季節によってどのような変化があったかを記録、記憶しておくことで、大物がよく釣れた時期にはカレイに重きを置き、小型化したりめっきり釣れづらくなった時期は別のターゲットに切りかえたりと、何を狙おうかと迷いのない釣りをしていくことができると思います。また、その年その年で水温など、海の状況が毎年かわるのもまた面白みの一つであり、海釣り全般においての醍醐味だと感じております。