いつも魚を釣っている人は必ず何かしらコツをつかんで釣りをしています。今回はカレイ釣りのをコツを6つほど、ご紹介させていただきたいと思います。漠然と投げて待っているよりも期待度は高まり、カレイの投げ釣りの面白さ、そしてカレイという魚に愛着すら感じられるようになるかもしれません。
1.タックルの数を増やす
カレイは遠投のイメージもあると思いますが、意外と岸寄りを泳いでいる場合も多くあります。仕掛けを100m先まで投げ込んでいても、岸から10mほどの手前を泳いでいかれてしまっていては釣り逃してしまうことになります。
そんな時のために、遠近投げ分けておけるようにタックルを二つ用意しておけると心強いです。本数が多ければいいというわけではなく、3本もあれば十分過ぎるくらいです。筆者は基本的にタックル二つ、堤防先端の角に入れた際はタックル三つで臨んでおります。できるだけ同スペックのタックルを用意することをオススメします。
左右に投げ分けるのも有効ですが、両隣に誰もいないことが条件となってしまいますので、タックルは二つ、両隣に釣り人がいる状況を想定して解説していきます。
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まず片方のロッドでやや近めにキャストし、着底、イトふけを取ります。そして後からもう片方のロッドで遠くにキャストし、同じく着底、イトふけを取ります。どちらにアタリがあるか次第で、次からはアタリのあった付近へ両タックルでキャストします。オマツリを防ぐため、数mずらしてキャストしましょう。
カレイは大型になるにつれ単独行動する個体が多くなるのですが、数匹で群れて行動している場合も多いので、こうした釣り方をすることで少しでも釣れる確率の高い釣りを展開することができます。
2.カケアガリを攻める
海底が掘れていて段差のようになっている場所を一般的にカケアガリと呼びます。釣り場によってはカケサガリというポイントも存在します。カレイは基本的にこのカケアガリに沿って移動しておりますので、この通り道となるカケアガリに仕掛けを沈めておくことでヒット率を高めることができます。
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カケアガリの判断方法
海底に障害物のない完全に砂泥地であれば、通常通りに仕掛けを投入、着底が確認できれば基本的にはOKです。しかし、着底後に海底をイメージしながら仕掛けがカケアガリ付近にある状態にしておくことで、カレイのヒット率は高まります。根掛りのリスクも伴うため、注意が必要です。
まず、着底しているオモリで海底を引きずるイメージでロッドをゆっくりと動かし、グッと重くなるような感覚がある場所はカケアガリである可能性があります。そのまま引きずってみても根掛りせずにフッと段差を乗り越えたような感覚があれば、そこは高確率でカケアガリとなっております。
障害物が沈んでいて根掛りするような場所、または初めての釣り場で海底の状況がわからない場合は、ラインの先端に仕掛けに使うものと同じ号数のオモリのみを結び付け、同じく海底をゆっくり引きずってきます。岩やブロックであれば手元に少しカツっといった鋭角的な感覚があり、海藻類であればカケアガリのようにグッと重くなりますが、そのままロッドを張った状態にしていると引っ張られるような感覚があります。
穴あきブロックや船体の骨組み等、複雑な障害物であればオモリのみでも根掛りしてしまいますので、そのような場所はカレイではなく根魚を狙うの際のポイントとして、大体の距離や位置を記憶しておきましょう。もしそういった場所であれば少し移動して、同様に海底を探り、カレイ釣りに適したポイントを探すことを強くオススメします。
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