家庭での使い方
料理の仕上げに
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トーチバーナーは調理には使えませんが、料理の仕上げに使えるバーナーです。使い方としては焦げ目をつけるときに利用され、炙り料理、デザートの仕上げまで幅広く使われています。そのため、料亭やお寿司屋などの飲食店で利用されることも多々あります。
家庭で使用する場合は、ガスボンベが入手しやすいCB缶を使ったモデルがいいでしょう。
DIYに
トーチバーナーは、DIYでも活躍するアイテムです。狭い範囲を高温で燃やせるためガラス細工の一種のとんぼ玉制作、木材を焦がして焼き杉(焼き杉板)も作れます。杉板の表面を焼くことで木材が劣化しづらくなります。また、見た目も大きく変化し特有の風合いを持つためデザイン面でも人気です。
DIYには逆さまで使えるタイプや、業務向きのねじ込み式や温度(火力)が高いOD缶タイプが向きます。
ガストーチの注意点
メーカーを統一
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メーカーが異なっていてもガス缶には互換性があります。また、CB缶は特に互換性が高く、トーチバーナー本体とガスボンベのメーカーが異なっていても使えるものが豊富です。しかし、万が一事故が発生してもメーカー補償などが受けられない可能性があります。そのためトーチバーナー本体とガスボンベのメーカーはできるだけ統一しましょう。
逆さまで使わない
トーチバーナーは逆さまにしてしまうとガス漏れなどの事故が起きる可能性があるため、逆さまにした状態で使わないように注意しましょう。キャンプ、家庭用のものでも逆さまにして使えるトーチバーナーは表記されています。
炎の色を確認
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トーチバーナーの炎の色はガスコンロと同じ青色です。オレンジになる場合は適切な使い方ができていないか、不具合が起きている可能性が高いです。例えば下向きに使えないトーチバーナーを下向きで使ったり、逆さまに使ったりすると炎の色は青からオレンジになります。
説明書をよく読み正しい使い方ができているかもう一度確認しましょう。トーチバーナーは温度が高く、ガスボンベとの距離も近いため不適切な使い方は重大な事故に繋がります。
火傷に注意
使用後は火口周辺は非常に熱くなっているため、冷えるまで触らないように注意しましょう。火傷する可能性が極めて高いです。充填式やねじ込み式などトーチバーナーの種類が異なっても同じです。火口が伸縮するタイプは冷えてから伸縮させましょう。