Zの呪縛はもはや過去のもの!? 快進撃を続けるZ900RS

(画像=『Moto Megane』より引用)
しかし、Z1を強く意識しているにも関わらず、そんな先祖の呪縛などどこふく風で快進撃を続けるのがカワサキZ900RSだ。
乗りやすく、コンパクトな車体と、必要にして十分なエンジンパワー。また、カスタムの素材として手を入れる余地が残された車体は、老若男女幅広いバイクファンの心に火をつけた。
また、パーツコンストラクターもその素養に注目。Z900RSのカスタムパーツは新鮮なニュースで溢れている。
私もZ900RSのイベントに取材に行き、多くのオーナーの話を聞いたが、みな、Z1のことはよく知らないし、特に好きでもないし、憧れも持っていないというのが特徴だった。
Z900RSオーナーはZ1など関係なく、あくまでZ900RSが好きで、乗って、カスタムしてSNSなどを通じて交流してバイクライフを楽しんでいるのである。
Z1は確かに偉大なバイクであり、その“バイブス”と“エッセンス”は今後のカワサキ車にも引き継がれていくかもしれないが、すでにZ900RSは独立した人気を誇り、多くのファンを抱える名車の素質に溢れている。
文・丸山淳大/提供元・Moto Megane
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