作業の手順
それでは、いよいよ具体的な手順を解説します。
手順1
端末側をシャンクに対して斜めにして巻き込みます。
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(画像=手順1 根巻き糸の巻き始め(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)、『TSURINEWS』より引用)
手順2
下巻きします。
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(画像=手順2(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)、『TSURINEWS』より引用)
手順3
チモト側に根巻き糸、アシストラインを移動して巻き留めていきます。アシストラインの出す方向はゲイブの内側から。
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(画像=手順3(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)、『TSURINEWS』より引用)
手順4
巻き終わりを綺麗にする為にアシストラインの端末を斜めにカットします(加工しなくても問題ありません)。
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(画像=手順4(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)、『TSURINEWS』より引用)
手順5
カット後、シャンクに沿って巻き留めていきます。シャンクの中央に真っ直ぐラインが乗っていること。
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(画像=手順5(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)、『TSURINEWS』より引用)
手順6
根巻き糸巻き終わり。ハーフヒッチで根巻き糸をロック×2回。
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(画像=手順6(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)、『TSURINEWS』より引用)
手順7
完成。端糸はライターで炙り終了。根巻き糸を巻いた部分に瞬間接着剤を垂らして出来上がり。熱収縮チューブなどで根巻き部分をカバーするのも良い。
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(画像=手順7(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)、『TSURINEWS』より引用)
金物との接続
アシストラインにフックを固定したら、アシストフックとリーダーの接続、ジグの接続などを考慮して、溶接や打ち抜きのリングをアシストラインに固定します。
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(画像=上から見るとシャンクの中心にラインが乗っている(提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)、『TSURINEWS』より引用)
アシストフックにリングを接続しておくことで、フックがダメになったら即交換が可能だし、フロント側、リヤ側のどちらでも使えるようになります。システマチックにアシストフックをジグに合わせてセッティングできるようになります。
リングとアシストラインの接続には「二重結び」、「根巻き糸によるPRノット」、「ループにリングを通す」などがあります。