ボートキスの釣り方

釣り方は、ポイントに到着した後、すぐにアンカーを入れず、試し釣りを行い、キスのアタリがあればゆっくりと音を立てずに静かにアンカーを入れてやる。

キスは物音に大変敏感な魚なので、アンカーを入れる音、船外機のプロペラ音などできるだけ音を立てずにポイントに近づくことが大切だ。

アンカーを入れた後、仕掛けを軽く20~30m遠投し、手前に引いてくる。この時、ツーンツーンとサオ先に力強いアタリがあればイトを少し緩めてその場で2~3秒ほどキスがハリに食いついてくるのを待つ。

その後、ゆっくり手前に仕掛けを引き寄せたときに更にツーンツーンと体に似合わない鋭いアタリがサオ先に伝わってくれば軽く手首でアワセを入れる。

エサの付け方

次にエサのつけ方だが、つけ方が悪いと釣果に大きな差が出ることは言うまでもない。エサはハリの長さと同じ長さに切ることが大事で、長すぎるとエサばかり取られてしまう。

エサをハリにつける時はハリに真っすぐになるようにつけることも大切。大きな誤りは、ハリの形と同じように曲げてつけること。

キスはエサを見つけると小さな口で吸い込んで食べるため、エサが真っすぐだと食べやすいが、エサがハリの形に曲がっているとエサの先端だけ食べて、なかなかハリ掛かりしないのだ。