引き込み楽しみ6kg良型手中

気をあらためて船を流し直す。ヒラゴサイズがぽつぽつ釣れていき船上も賑やかになっていく。水深60mからのカケアガリ。ベイトタックルに持ち換え、ハイピッチぎみでジグをしっかり動かす。底から12~13回シャクった時、一瞬ジグがフワッと軽くなった次の瞬間にバイト。

フッキングを入れてファイト開始。PEライン2.5号と上五島海域では細いラインを使っていたため、ドラグ設定6kgくらいの設定。このヒラマサは走る走る。夏マサらしいスピードと強い突っ込みで楽しませてくれる。無理はせずに走らせながら少しずつ巻いていく。上がってきたのは6kgほどのヒラマサだった。

ジギングで19kgヒラマサ堂々浮上 キャスティングではラッシュタイムも
(画像=ジギングで19kgヒラマサ堂々浮上 キャスティングではラッシュタイムも良型ヒラマサ手中(提供:週刊つりニュース西部版APC・末永駿也)、『TSURINEWS』より 引用)

その後、大きいサイズこそ出ないがジギングで釣れ続け、潮のタイミングを見てキャスティングのポイントへ船を走らせる。

ラッシュ突入で続々ヒット

午後の下げ潮のタイミング。ポイントへ着くとベイトを捕食するヒラマサの姿が見て取れる。仮眠していた目が一瞬で覚めた。合図と同時にキャスティング開始。するといきなりヒット。

ジャークさせ、ルアーが潜った際のヒットだったため、サイズが分かりにくかったがそんな大物ではないが引きが何かおかしい。と、思っていたらまさかのハマチのダブルヒットだった。「ヒラマサが良かった~」と思う感情は押し込み、とりあえず釣れたことにひと安心。

ジギングで19kgヒラマサ堂々浮上 キャスティングではラッシュタイムも
(画像=ジギングで19kgヒラマサ堂々浮上 キャスティングではラッシュタイムもヒラマサ続々浮上(提供:週刊つりニュース西部版APC・末永駿也)、『TSURINEWS』より 引用)

ここからは怒とうのバイトラッシュに入る。投げればバイト、ヒット、キャッチが続き盛り上がっていくが、大マサが現れないまま時間だけがすぎていく。

同船者のルアーに大マサであろうバイトもフッキングせず、同時にアタックしてきた5kgサイズがヒットしたりと、ビックチャンスはあったが最大8kgで大マサキャッチとはいかずタイムアップ。大マサは次の釣行に期待したい。

<週刊つりニュース西部版APC・末永駿也/TSURINEWS編>

提供元・TSURINEWS

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