128cm17.2kgの大マサも登場
それからポイントをいくつか移動し、船長の「いい反応が出ているよ」の声に期待が高まる。私は左舷後方で釣りをしていて、また加藤さんの方からガタガタと音がするので振り向くと、完全にのされている。
必死にやり取りする加藤さんに「巻け巻け!」と声をかけるが魚の引きがおかしい。底を切ってもガンガンと強烈な引きが加藤さんを襲う。「これはアラやないど。青物や~、それもデカいで~」という。何度ものされながら必死にリールを巻く。浮いてきた魚はヒラマサ、それもデカい。

(画像=圧巻の大マサ手中(提供:週刊つりニュース西部版 中村義博)、『TSURINEWS』より 引用)
なんとかタモに入れ引きずり上げる。128cm17.2kgのデカマサを84歳の加藤さんがドラグガチガチの力と力のガチンコ勝負で釣り上げたことに船長も大喜び。
みんなで「これはギネスもんやでえ」と話し、本人も大満足したところで納竿とした。
<週刊つりニュース西部版 中村義博/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース西部版』2021年8月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。
提供元・TSURINEWS
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