早掛けイベント

少し食い気の出た後半に入ったところで船長から「今から全員でカワハギの早掛け勝負をします。一番早く掛けた人は手を上げてください。商品をお渡しします。それでは始めてください」とのアナウンスで釣り開始。

開始早々左舷胴の間の人がカワハギを掛けて、鈴木名人が用意したダイワのカワハギバリセットを受け取っていた。2回目は右舷トモの人、3回目は右舷胴の人が早掛けして3回のプチイベントが終了した。

その後、潮の流れが変わってミヨシ側で釣れだしたので、鈴木名人の誘い方をまねしていると、私もヒットするようになって、少しずつ20cm前後のカワハギの数を伸ばしていった。しかし調子が出てきたところで、午後12時に納竿となった。

最終釣果

この日の釣果はカワハギ19~24cm9匹とガンゾウビラメ30cm1匹だった。

船中トップは大ドモの片山さん29匹、2番目もトモの久松さん22匹で、トモではコンスタントに釣れていたが、ミヨシは沖上がり1時間前からは良かったものの大差がついてしまった。

しかし鈴木名人の横でいい勉強になった。夏カワハギのシーズンはスタートしたばかりなので、次回必ずこの勉強になったことを生かしてリベンジしようと思っている。

この日の夜はヒラメの刺し身と昆布締め、カワハギの刺し身と煮つけでビールが進んだ。

<週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年8月20日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

【関連記事】
ゼロから始める「カヤックフィッシング」 マダイを釣るためのキホン5選
船長に聞く「沖釣り初心者の心得」:東京湾LTアジ 厳選船宿8選も紹介
大豆ではなく「魚で作った」味噌とは? 実は各地に存在する発酵魚介食材
干物にすると飛躍的に美味しくなる海釣りターゲット4選
釣り編集者が上天草へお試し移住 移住家族に聞く「リアルな本音」とは?