キス釣りからハゼ狙いに転戦
7月下旬、大潮。天気晴れ、東の風強し。福岡県行橋市・沓尾海岸でキス釣りに出かけたが、台風の影響で沓尾海岸は白波が立ち、とても釣りができるような状況ではなかった。そのため、急きょターゲットをハゼに切り替え、ポイントを移動することにした。
近くでハゼが釣れる場所といえば、祓川河口(沓尾漁港)、江尻川河口、今川河口の三つとなるが、祓川河口は風の影響で海水が濁り、風も強く、とても釣りができる状態ではなかった。
今川河口では、ハゼが釣れるポイントの上に風に押されてフェンスが流されてきていて、ここも釣りはできない。
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(画像=沓尾海岸周辺広域略図(作図:週刊つりニュース西部版APC・浦野泰弘),『TSURINEWS』より 引用)
江尻川河口でハゼ釣り
残るは江尻川河口だ。ここは毎年この時期からハゼの実績が高いのだ。しかしこの場所は潮が引くと小川となるため水位が低く、干潮前後ではハゼは釣れない。そのため、この場所で狙う場合は、潮時表で満潮時刻を確認の上、前後2時間を釣ること。
この日の場合、満潮が午前9時27分なので、7時30分ごろから11時30分ごろまでが最もよく釣れる時合いとなるのだ。
この釣り場の特徴だが、干潮時に小川となる場所は砂地で、その両サイドは泥となっているため、15号以上の重いオモリでは仕掛けが泥の中に埋もれてしまうためハゼは釣れないので、注意が必要だ。
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(画像=釣り場と鳴った江尻川河口(提供:週刊つりニュース西部版APC・浦野泰弘),『TSURINEWS』より 引用)
ハゼ釣りの仕掛け
ハゼ釣りの仕掛けは私オリジナルのものに、万能エサの赤虫を使用した。
釣り方だが、軽く20~30m遠投して、仕掛けが着底したと同時にイトフケを取って、手前にゆっくり引き寄せながらアタリを取る。
もしもそのときにアタリがあれば、仕掛けを動かすのをやめて、イトを張らずにその場で次のアタリを待つことだ。そしてサオ先に大きくブルンブルンといった感じの本アタリがあれば、イトフケを取って、軽く手首でアワセを入れてやれば良いのだ。
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(画像=ハゼ釣り仕掛け(提供:週刊つりニュース西部版APC・浦野泰弘),『TSURINEWS』より 引用)