自己記録更新のメバチ56kgキャッチ
フォールではアタらずクラッチを返し、10mジャークしてロングフォールしたらジグの重みが抜ける。渾身のアワセ。軽い、食い上げだ!全速で巻いて重みが乗ってから2度、3度とフッキング。ドスン!
食ったぜー♪グイグイと巻き上げると、走らずにおとなしく浮いてくる。「食った~」と叫んで後悔しそうになった時にドラグがうなる。一気に50m走って止まる。ヒットした水深だ。1クリックドラグを締めて巻き上げると、またスルスル浮いてくるが、80mまできたら首を振って突っ込む。スピードはないが、とてつもなく重い。
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マグロの豪引に耐える筆者(提供:週刊つりニュース中部版APC・田中こうじ)(画像=『TSURINEWS』より 引用)
20分ほど浮かせては潜られてを繰り返していたが、手応えが変わる。首を振りながらゆっくりと回りだす。弱ってきたとスプールを押さえて、ポンピングで勝負に出る。やがてシルバーに輝く魚体。同船者からデカイと聞こえる。
リーダーが入って少し安心したらモリが決まった。デカイ、太いと船長。ギャフが打たれ3人がかりで船上へ。ファイトタイムは30分程度。寄港後の計測結果は56kg。自己記録更新だった。
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終了間際に仕留めたメバチ56kg(提供:週刊つりニュース中部版APC・田中こうじ)(画像=『TSURINEWS』より 引用)
<週刊つりニュース中部版APC・田中こうじ/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年8月27日号に掲載された記事を再編集したものになります。
提供元・TSURINEWS
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