キハダ46kgにメバチ27kgヒット
そのうちに強烈なイワシダンゴでキャストマンにヒット。スルスル上がってくるので、小さいのかと思ったが、姿が見えてからが強かった。アングラーも腰に限界が来たのか、順番に交代しながらファイトして仕留めたのはキハダ46kg。続いてメバチの27kg。ダブル、トリプルでアタるが、私にはヒットせず。
午前中の祭りが終わって静かな時間が過ぎる。水分補給しながら後半戦に期待する。そして時合いは突然訪れた。この日一番のイワシダンゴ。カツオやマグロがガツガツ入ってきて、すくえそうだ。なんとジンベイザメまで。海の中も船の上も祭りだが、ヒットしない。
やがて祭りの後の静寂が…。海面が落ち着いてジグに集中するが、バイトはない。エビングも試すが、かすりもしない。
ラストチャンスはエビングで勝負
午後12時45分、気配も消えたのでこれで最後としましょうと船長。ジグで攻めるか、エビングにするか。
悩んでPEライン4号のエビングタックルを手にした。エビングはストレートテンビンにジグを付け、その後ろにネムリバリを結びエビングスティックをチョン掛けする。ジグの動きで誘い、スティックを食わせる。
マグロは吸い込むように食うので、小さいスティックを丸のみする。そのためネムリバリを使い、バイトがあれば何度もアワせて閂(かんぬき)に掛けないと獲れない。
60~80mに反応が入ったとアナウンスがある。ラインを見ると70m。これはくるんじゃないかと期待すると、モゾッと手応え。フッキングしたが、一瞬乗っただけで逃がした。船長から100~130mに強烈な反応とアナウンス。バイトがあったので、スティックが残っているか不安だったが、巻き上げて確認する暇はない。残っていてくれと仕掛けを送り込む。