釣り方とエサ
水深が深くても1m前後、浅いと40~50cmを狙うので釣り方は底釣り。流れが出たらハリスオモリかライトドボンで止めるのが一般的だ。竿は8~15尺が主流だが、沖め狙いが正解の時もある。そのためロッドケースには18~21尺竿も用意したい。
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エサは両グルテンか両ダンゴ。ただし後者はマブナの入れアタリになる可能性がある。マブナをかわすには集魚力ない両グルテンで、さらに開き気味のタッチがいいとされる。しかし”マブ穴”と呼ばれるマブナの巣窟みたいなポイントに入ると、本命1枚を釣り上げることさえ難しいこともある。その場合は今より浅い水深を狙うか、思い切って宙釣りにする。それでもかわしきれなければ、竿替えやポイント移動する。
アベレージサイズは尺前後だが、意外にも引きは強い。浅場でのやりとりになり竿が立ちづらいこともあるので、ハリスは最低でも0.6号以上は結びたい。ハリも強引に耐えるようにプロストやセッサなど軸が強めのタイプを使う。なおコイはあまり食ってこないが、まれに日本ナマズがハリ掛かりする。
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伊佐沼で好釣果を得るカギは場所と底の状態。魚が通りやすいエリアを見つけ、底がキレイな場所を見つけることができれば、釣果はおのずと付いてくるだろう。
<週刊へらニュース編集部/TSURINEWS編>
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この記事は『週刊へらニュース』2022年4月22日号に掲載された記事を再編集したものになります。
提供元・TSURINEWS
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