初めての釣り場は不安がたくさん。しかし今回、『釣りドコ』(海岸線の地形はもちろん水深約20mまでの海底形状が立体的に分かる無料オンラインサービス)で事前に予習することで、きっちり釣果を上げることができた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部 大高)
東伊豆の地磯「大灘」でカゴ釣り
「アポロカゴ」などカゴ釣りアイテムを多数リリースするサニー商事の宮原章さんと、東伊豆で比較的入釣が容易な「大灘」と呼ばれる地磯に釣行した。
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釣りドコで情報収集
「普段は三浦半島や西伊豆での釣行が多い」という同氏は「釣りドコ」を使って釣行当日までに釣り場の予習済み。エリア特集ページには海岸線の地形だけでなく、入釣経路などの説明もあるので初めての釣行でも安心だ。
釣りドコで陸上の情報も?
4時半に駐車場に集合し釣り場へ。切り立った崖のような釣り場の多い東伊豆エリアだけに「足場の高さ」は投入や取り込み、さまざまな面で大きく釣りに影響する。
とあるWEBサイトに「カゴ釣りならできる場所もある”と書いてあるサイトもあったのですが、「釣りドコ」を見る限りかなり高さがありそうだったので、足場の低い場所に入ることができればいいのですが……」と釣り場に向かうも、すでに本命場所にはルアーマンが並んでキャストしており断念。
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釣りドコの地形図では、低い場所がオレンジで標高0~10m、高い場所は黄色なので標高25m前後。高低差は低く見積もっても10m以上。海底の地形だけでなく、陸上である足場についても直感的に理解することができる。
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釣りドコで正確な情報を
実際に釣り場に立ってみると「思った通りこの高さだとタモを使うのは厳しいですね。確かに”カゴ釣りならできる”けど、デカいのが来たら取り込みは厳しいですね」と、サバやイナダなど中小型回遊魚をターゲットに準備を開始。
釣り場の情報サイトは多々あるが、どうしても主観を含んでしまうのでこういった微妙なニュアンスのズレが生まれやすい。一方、「釣りドコ」は”釣り場そのものの姿”である「地形」を映し出す。したがって、今回のように地形の高低差など、自分の釣りに合わせた目星をつけることが可能だ。