当日のタックル

竿はLATEO・R100ML、リールはCALDIA・LT3000CXHにPEライン2号での釣行である。今回、色々とこの釣りについてご教授頂いた網走市の吉田さんはカラフトマスの名手であり、分からないことは吉田さんに聞けと船長に言わしめるほどだ。自作の直結棒ウキ、仕掛けを一式ご提供頂き釣行、ご許可を頂いたので仕掛けを公開する。

世界遺産知床ウトロから行くカラフトマス釣り ヒグマにオジロワシも登場
(画像=直結棒ウキ(提供:TSURINEWSライター前島宣秀)、『TSURINEWS』より引用)

ウキは8号の直結棒ウキ(アイが上部にもある)、ハリスは6号70cmから1m、フカセ針17号、ちもとにガン玉3Bを打ち、上から1.5号赤タコベーである。遊動タイプと比較すると風の抵抗で飛距離は数mの開きが出ただけでなく、ピンポイントに狙えるメリットがある考え抜かれた優れものだ。

満点の星空なか出船

8月15日、集合は夜中の2時ウトロ港、満席の8名、準備が出来次第の出船となった。知床岬に向かう船中は雲一つ無い満天の星空で、折しもペルセウス座流星群と重なり、流れ星とのランデブーであった。

8月だというのに気温は10度、走行中は確実に一桁の気温はとても縛れる。いくら夏とはいえ、朝晩はとても冷え込むので、軽い防寒は必須である。吉田さんと、ひと際元気なムードメーカーで足寄から三時間かけて一人で運転してくるパワフルなめぐみさんと三人で、到着までの約二時間、釣り談義で盛り上がっていた。

世界遺産知床ウトロから行くカラフトマス釣り ヒグマにオジロワシも登場
(画像= ポイントのゴロタ場(提供:TSURINEWSライター前島宣秀)、『TSURINEWS』より引用)

場所はルシャ湾、タコ岩を越えた先のワンドである。ここで係留してスタートする。