夏を代表する高級魚『ハモ』。いったいどんなサカナでどんなところに生息しているか調べてみました。

ハモってどんなサカナ?

ハモというサカナをご存知の方も多いとは思いますが、改めてハモとはどんなサカナなのか見ていきましょう。

まず、ハモは「ウナギ目・ハモ科」の属するサカナです。

普段は水深は100mくらいまでの、岩が転がっている砂地に生息しており、昼は岩場に隠れ、夜になると活動する夜行性のサカナです。

ハモは西太平洋からインド用あたりの熱帯地域に生息し、日本では中部以南に生息しています。

関西圏の方には馴染みがある一方、関東の人にはほとんど馴染みがなく、「一度も食べたことが無い」なんて人も一定数いるのが現状です。

夏が旬の『ハモ』の生態 刺身で食べない理由は血液に含まれる毒?
夏のサカナ「ハモ」(出典:PhotoAC)(画像=『TSURINEWS』より 引用)

ハモの大きさや性格

ハモは非常に大きくなることでも有名で、大体の個体が全長1mくらいなのですが、稀に大きく育つものもあり、2mを超えて育つこともあります。

また、顔つきからもわかる通り、ハモは非常に凶暴なサカナです。

とても鋭い歯が生えており、この鋭い歯で他のサカナを捕まえて食べているのですが、漁で捕まえたあとに人間に嚙みついてくることもよくあります。

噛まれてしまうと流血は避けられない程のケガをしてしまいます。