ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、世界では緊迫した状態が続いています。

そうした中で、日本の外務省は7日、ロシアの危険情報をレベル3の「渡航中止勧告」に引き上げました。ウクライナ国境周辺についてはレベル4の「退避勧告」を発しています。

軍事衝突による危険な状況を鑑みての対応ということです。

目次
ロシア全土に「渡航中止勧告」ウクライナ周辺には退避を呼びかけ

ロシア全土に「渡航中止勧告」ウクライナ周辺には退避を呼びかけ

外務省による「危険情報」とは、日本からの海外渡航や滞在に注意が必要と考えられる国・地域に発出するもので、日本人の「生命・身体」に対する脅威を考慮しています。

レベル1からレベル4まで分かれており、外務省は3月7日、ロシア全土の危険情報をレベル3の「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」に引き上げました。

いかなる目的の渡航も注視するよう求めるもので、場合によっては滞在中の日本人に退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。

なおウクライナ国境周辺には、3月3日にレベル4「退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」に引き上げています。

2月24日から始まったロシアによるウクライナ侵略により、国境周辺地域では軍事衝突が起こるなど危険な状況が続いていることを理由として挙げています。

また外務省は、ロシアに滞在している日本人に対して商用便による出国を検討するよう求めています。

海外各国がロシア航空機の領空飛行を禁じ、またロシアも自国の領空飛行を禁じる措置を取ったことから、在露住民のロシア出国が難しくなると考えられるためです。また海外諸国によるロシアへの経済制裁が今後も続くとの見解から、市民生活がより制限される懸念があるとしています。

加えて、ベラルーシの危険情報も引き上げられました。ベラルーシ全土にはレベル3の渡航中止勧告、ウクライナ国境周辺にはレベル4の退避勧告が発出されています。

政府は2月11日からウクライナ全土に対してレベル4の退避勧告を発していましたが、情勢の激化によって警戒感を高めたものとみられます。

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

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