目次
Driveman BS-9b使ってみた
・取り付けから動作まで
・モニターに映る情報
Driveman BS-9b使ってみた
それでは早速Driveman BS-9bを取り付け、そして実際に使用してみたいと思います。
取り付けから動作まで

強力な両面テープが備わる可動式ブラケットをヘルメットに貼り付け、本体側面に備わる強力マグネットで装着するシンプルな取り付け方です。よほどの衝撃でもない限り外れることはないマグネットなので不安はありませんが、万が一のときに備えてブラケットと本体を結ぶストラップも付属されています。

本体後部に「本体スイッチ」(オン/オフ)、「マイクロSDカードスロット」「ケーブル差込口」(USB type-CとMicro HDMIの2ヶ所)があるのをまず確認しましょう。

操作手順は、
①マイクロSDカードを差し込む
②本体後部のスイッチをオンにする
③本体上部の「POWER / ENTER」ボタンを押す
④「ビー、ビー」と等間隔で2回音が鳴ったら録画開始
という流れで、側面の「REC / CHG」が赤く灯されればOK。
録画を終えるときは、「POWER / ENTER」ボタンを押して「ビー」という音とともに液晶画面に「OFF」の文字が表示されるので、それで録画終了です。

録画データは以下の3つの方法で閲覧確認できます。
①マイクロSDカードからパソコンにダウンロード。
②HDMIケーブル※(Driveman本体側はmicroHDMI,テレビ側はHDMI)をテレビに繋いで閲覧。
③USBケーブル(Driveman本体側はmicroのタイプC,PC側は通常USB)をパソコンに繋いでダウンロードと閲覧が可能。
※HDMIケーブルはオプション品です。
モニターに映る情報

それではDriveman BS-9bの録画画面を見ていきましょう。画面右下には録画した日時が表示されます。万が一の事態になった際の物的証拠としての必須項目を備えているわけです。

道路両脇の歩道まで広く映り込んでいるなど、比較的広角仕様になっているのが分かります。GoProのように画角が選べるわけではありませんが、必要にして十分な視野を兼ね備えています。
なお、手ぶれ補正がOFFの時の画角は、白バイ隊員がCB1300に乗車した際に左右のミラーがぎりぎり入る画角だそう。これは画角が広すぎるとナンバーが読めず、逆に狭すぎると情報量が少ないから。ドライブレーダーに特化した最適なバランスで画角が設定されているのです。
ヘルメットマウント型なので、ライダーの目線に合わせてカメラ(画面)も動きますから、カメラの角度はやや上目気味に取り付けてやると前方や信号機までしっかり録画できるでしょう。

走行中の前方車両のナンバープレート表示はご覧の通り。数字・漢字・ひらがなともに視認可能でした。

停車時の前方車両のナンバープレート表示ももちろんしっかり視認可能。

対向車線を走る乗用車のナンバープレートもしっかり録画できています。
ヘルメットマウント型なので、ポイントとなるのが手ぶれ補正機能。バイク走行中は、車体そのものよりライダーの体がよく動くので、高精度の手ぶれ補正機能が備わっていなければ 走行中の前方車両や対向車の撮影が安定しなくなってしまいます。その点、Driveman BS-9bでの録画結果は必要な情報がしっかりと形で残るものでした。