アメリカは1月22日から、陸路の入国やフェリーターミナルを経由して同国に渡航する旅行者に、新型コロナウイルスワクチンの完全接種と接種証明の提出を義務付けました。
対象は非アメリカ国籍の入国者のみ
国土安全保障省(DHS)によれば、陸路で入国したり、フェリーターミナルを経由してアメリカに渡航する非アメリカ人の個人は、1月22日から新型コロナウイルスワクチンの接種が義務化されました。
アメリカは2021年11月に、ほとんどすべての旅行者にワクチン接種の証明を義務付けていましたが、接種率が極端に低い国からの渡航でない限り、陸路や港湾を経由する入国においては強制していませんでした。
対象となるのは非アメリカ人のみで、アメリカ市民、グリーンカード保有者、アメリカ国籍者には適用されません。
また接種を証明するワクチンは、ファイザー・ビオンテックやモデルナなど、WHOが承認したワクチンである必要があります。
米国とカナダ間で取引される商品の3分の2以上は、陸路での輸送によるものですが、これにより運送トラックの運転手もワクチン接種が必要となりました。
文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ
【関連記事】
・【独自】GoTo「良い影響ある」96.7% 、菅首相に「インバウンド期待」72.5% 海外向け情報発信の適切な時期と内容は:インバウンド対策意識調査
・仏・Japan Expo創立者に聞いた、日本の魅力の「ニューウェーブ」とは?【訪日ラボ独占インタビュー】
・外国人に大人気「アキバフクロウ」に実際に行ってわかった、「体験」へのこだわりとインバウンド対策の秘訣とは・
・インバウンド業界は「第三のフェーズ」へ-より戦略に精緻さ求められる時代に
・【日中比較】新型コロナで売れた・売れない商品ランキング 「口紅」明暗分かれる